社交ダンス初心者

もう悩まない!社交ダンスステップの覚え方の4つのコツ

振り付けすぐ忘れてしまう・・・

覚えられない・・・

社交ダンスって難しい・・・

自慢ではないですが、僕はスタンダードであればすぐ1回2回で覚えちゃいますね。
ラテンでも30分あれば2分ぐらいのステップは覚えちゃいます。

才能があるとか頭がいいとか記憶力がいいということではないです。

振り付けを覚えるコツがあるのです。

振り付けを早く覚えてしまえばメリットがたくさんあります。

レッスン時間の短縮になりますし、練習に早く入れます。

時間的効率がいいです。

ステップを覚えるコツは「多くのステップに触れ合っておく」です。

社交ダンスのステップを早く覚えるコツを今回は紹介します。

偉そうに言っていますが、うまく踊れるかというとそれは別問題です。
足はO脚、首腕は短い、体は硬い、体の動かし方は不器用。

競技会の成績は鳴かず飛ばず。よくこんなんでプロやっているね!

そう!開き直りも大切ですよ!

ステップを早く覚えるコツとは?

  • 手本をよく見る
  • 全体の流れを把握する
  • カウントを口ずさんで体を動かす
  • 覚えられるところから覚える

まず基本的にはこの4つの手順で覚えます。

手本をよく見ましょう!

どんなステップなのかイメージするのが大事です。

知っているステップなのか?知らないステップなのか。
出来そうなのか、出来なそうなのか。

感想を持ちつつ、全体の流れをみていきましょう!

一番最初に集中力を使うところです。

全体的な流れを把握して、行きます。

この辺で回って、揃えて。

足がこの辺に行ってと何となくでいいので全体の構想を把握します。
これが出来るできないとでは全然違います。

ステップ単体を別々に覚えるのではなく、全体をまずみましょう。

まずはそこからです。

1分30秒くらいだったら、全体全て一気にみちゃいますね。
3分くらいのデモだと、流石に厳しいので、半分に区切って半分ずつの全体を把握します。

カウントを口ずさみながら

覚えなくてもいいので、カウントを口ずさみながら体を動かしましょう!

視覚だけでなく、カウントを聴きながらの聴覚を使ったほうが定着がいいです。

恥ずかしくても、口で声を発していきましょう!
擬音で教えてくれる先生もいますが、カウントで教えてもらいましょう!

あとで、混乱してしまいますからね。先
生によってはカウントが曖昧の場合があります。

僕の先生は

「そこはターンタンね。」

「そこ、タタタッタ」

と言われて、その時はわかったつもりでも復習する時何回「タタタだっけ?」と迷ってしまうことがありました。

カウントは正確に理解しておいた方が後々楽ですね。

特に「end」カウントが出てくると、わからなくなりますからね。
特にそこは注意しましょう。

 

覚えづらいところは、とりあえず置いておきましょう!

覚えやすいところから覚えて、覚えづらいところは、あとで集中して覚えていきます。

全部を一気に覚えようとしても覚えていないところでつまずいてしまいます。

出来るところからやります。

出来ないところって恐らく、知らないステップで体が動かないか、知ってても動かないか。

どちらにしても、体の動かし方に問題がある場合が多いです。
足の出し方、歩き方の基本、絞り方などをレッスンして練習するとすんなり覚えちゃうかもしれません。

それでも覚えられない。向いていない?

覚えられない。向いていないのかな。。。

大丈夫です。

人間は、忘れる生き物。

一回覚えたと思っても、0分後に42%忘れてしまうそうです。

それは通常の脳です。

  • 1日後に67
  • 1月後に79

1回だけやって復習しないと1ヶ月には8割近く忘れてしまうとか。
1回だけで覚えちゃうほうが特別なんです。

思い出す行為そのものが記憶の定着にいい

忘れた後に何度も思い出そうとすると、脳が働いて覚えやすくなるそうです。

一度忘れた。2度忘れたからといって諦めず、何度も思い出そうとしてください。

忘れてから復習する。また忘れて復習する。
その繰り返しをすることで記憶の定着に繋がります。

動画を使ってみよう

最近では、レッスンで動画撮影を許可してくれる先生が増えました。

動画撮影の許可をもらい、動画を使って復習に当てましょう!

YouTubeでも社交ダンスの動画がありますので復習教材として利用しましょう。

自分の使っている動画を見つけて、視聴しましょう。

スロー再生や、反転再生も可能になっています。

移動時間や隙間時間に視聴しましょう。

知らないステップでも何でも見ることで馴染みになり、覚えやすくなります。

自分の踊っているステップをとって視聴してもOK

youtubeになくても、自分が踊っているステップを動画撮影して復習してもあり。

どこで自分がつまずいているのか映像として認識しやすいので、ステップ覚えるだけでなく、体の動かし方の復習にもオススメの方法です。

※僕が競技会に出場している頃の話

何年も前の話。スマホで動画撮影が気軽に出来て感動していた頃です。

自分の映像がすぐ取れて視聴出来ることが僕は嬉しくて、1曲踊る度に撮っては見て、撮っては見てを繰り返しました。

その結果、パートナーにぶちぎれられました。

そんなことばっかりしていないで、練習しろ!と。

動画の撮影のしすぎには気をつけましょう!

イメトレ

目だけに頼ってはいけません。

目を閉じて頭の中で振り付けを復習してみましょう。脳の中では、スピーディーに復習することができます。動きを脳の中で繰り返し繰り返しイメージしましょう。

視界があると、記憶を思い出すのに邪魔をするということがおきます。

 

感情を加えてみる

振り付けをまず、区切りをつけます。
1小節ごと、4小節ごとでも構いません。自分の覚えやすい区切り方で。

そして、自分がそのステップが好きか、嫌いか。

簡単だなー、難しいなー、みた事ある、恥ずかしい、かっこいい!

などなんでもいいので感情を加えます。

感情をステップにこめると覚えやすくなります。

覚えやすくするには5感全てを使ったほうがいいです。

好きな曲をかけて覚えるのも一つの手です。
モチベーションをあげたほうが記憶の定着に効果があります。

出来ないものは出来ない

 

まとめ

今回は、振り付けを覚えるコツを紹介しました。

僕は、学生時代にたくさんのステップに触れました。

自分のステップだけでなく、ビデオを沢山みましたし、雑誌もよくみていました。

友人や練習場でもどんなステップを使っているのかもみていました。

そうする事で、今ではあの人が使ってるステップだ!

という事で、割と覚えやすくなりました。

プロの先生も仕事柄色んなステップに触れ合う機会が多いです。

フォーメーションやパーティーでのデモ等で見る機会は一般の方よりも格段に多いです。

それだけで、ステップは覚えやすいと言えます。

初心者の頃は、知らないステップばかりです。なんて複雑なんだと思うこともあると思います。

「なんでこういうステップになるんだ?」と迷路に迷わず、

何回も繰り返して動きを復習していきましょう!

そして、たくさんのステップに触れ合っていきましょう!