社交ダンスは怪我少ないスポーツの一つです。
相撲やラグビーといったぶつかり競技とは違いますね。
長年楽しめる理由の一つが「怪我の少なさ」だと思います。
僕自身も大きな怪我というのはありませんね。
骨折も脱臼もヘルニアもありません。
あえていうなら疲労。
そこからの「足のつり」「寝違え」ですかね。
僕の周りでダンスで怪我をしたというのは少ないですね。
それでも怪我をしないというわけではなく、他のスポーツ同様、怪我も起こり得るものです。
今回は怪我の予防について紹介します。
社交ダンスが怪我が少ない
スポーツではあるが、自分の運動量に合わせて調節ができるのが社交ダンス。
無理をせず体を動かすことができるのです。
体のオーバーワークはなることが少ないのではないでしょうか?
競技をやっている、特にプロの方は無理をして体を動かすので一般の方よりも怪我のリスクはありますが。
趣味としてダンスをやっている中では少ないと思います。
競技会やパーティーでも人とぶつかって怪我をすることが少ない。
「マナーがありまして、人にぶつかりにいってはいけない!」
当然ですよね。
格闘技ではないのですから、あえて人のところに行ってぶつかりに行くことはないです。
それが社交ダンスをやる上でのマナーです。
競技会では、自分に必死すぎてぶつかったり滑って頭を打つこともある。
何度か目にすることがあります。
気をつけていても、足やドレスに引っかかって転倒!ということはありえますね。
競技会では、必ず看護婦さんが常勤するのが決まりですのでしっかりとした対処をしてくれるでしょう。
社交ダンスの怪我しやすい箇所
- 首
- 足首
- 膝
- 腰
- 外反母趾
外反母趾
女性に多いですね。高いヒールを長時間履くと親指側に負荷がかかりすぎて起きます。
ひどいと手術ということになりますので、軽症のうちにケアをすることが望ましいです。
靴も履けなくなりますからね。
サポーターをつけたり、ヒールを低いのにしたり、足指体操をしたり。
予防しやすいものです。
ヘルニア
ヘルニアも聞きますよね。ダンスが原因ではないと思いますが、ヘルニアで社交ダンスをやめてしまったという人も聞きます。
腰や、首のヘルニアです。
ダンスをやる上ではかなり痛いので、重症だとダンスを諦めてしまうレベル。
軽症であれば、薬を服用しながらのダンスとなります。
神経系なのでケアの仕方は難しく、予防や対処は難しいと言えます。
痛みを軽減しながらやっていくしかないでしょう。
首、足首、膝、腰
加齢によるものは、多少の痛みとうまく付き合っていく必要があります。
無理せず、痛くなったら休む。
体の使い方を理解する。
無理して体を使うと痛みにつながりますよね。
力で作った姿勢はどこかしらに怪我として現れます。
無理のない姿勢や動き方を心がけることが大切です。
筋肉疲労
筋肉疲労は、動いた後に筋肉を冷やす。
野球の投手がよく方を冷やしているのと同様です。
筋肉は使いすぎると炎症が起こり、熱が帯びています。
それを冷やすことで筋肉疲労を早めに抜くことができます。
疲労を溜めすぎると怪我をしやすくなります。
怪我は集中力が切れた時にも起きやすいですからね。
疲労は抜いた状態の方がいいです。
ストレッチは?
海外では有名ですが、ストレッチをすることで筋肉が伸びやすくなりすぎて、パフォーマンス能力が落ち、怪我がしやすい!
よく運動する前はストレッチしなさいと言われたものですが、一般的なストレッチは運動前にするのはやめた方がいい。
やるのであれば、動的ストレッチで動かしながらのストレッチがいいです。
ストレッチは怪我予防には期待しない方がいいでしょう。
逆効果の可能性もありますので注意が必要です。
社交ダンスのステップで足を上げなければいけないなどの理由があれば、別ですが。
筋トレは?
筋トレは怪我がしやすいと言えます。
イチローが言っていますね。
ベンチプレスなどで作った筋肉は使いづらく、怪我がしやすい。
ヨガやピラティスなどの体の中から意識を持っていき、インナーマッスルに働きかけるのは効果的でしょう。
筋トレをやるぐらいなら、違うスポーツをした方がいい。
全身無駄なく使うことが怪我予防につながります。
ダンスだけやっていると一部の筋肉しか使わなくなります。
たまには、違うスポーツをやることで使っていない筋肉を呼び起こして、怪我をしにくい体にしてくれます。
ただ、マラソンはやめた方がいいかも。
走り方って結構、体の使い方難しいです。
それも、アスファルトの上を走ると、逆に膝を壊してしまうかも。
アスファルトの上はかなり負荷がかかります。
どうしてもやりたい場合は、指導の元行いましょう。
ちなみに僕は、学生時代陸上部。
ダンス以外のダンスをやろうと思い、マラソン久しぶりにやろうかと思い、走りました。
最初は調子が良かったのですが、徐々に膝に痛みが。
これぐらいなら平気かなと思って走り続けたら、本当に歩けなくなるぐらいの痛みが。
その痛みは半年続きました。階段が上り下りできないぐらいです。
走り方など、我流になってしまっていましたし、アスファルトでの走りは負荷が強すぎると後から知りました。
しっかり、調べてからやるべきでしたね。
まとめ
今回は、社交ダンスで怪我をどうしたら防げるか紹介しました。
基本的には、ダンスが原因で直接的に怪我をすることが少ないです。
ただ長い期間続けるためにもケアはしておいた方がいいです。
間違ったケアの仕方をしている人も結構多いです。
怪我のしにくい体を作りましょう。
食事をしっかりとり、睡眠をしっかりとる。
規則正しい生活を心がける。楽しく踊る。
それが1番のケアかもしれません。