社交ダンス教室の先生の1日を紹介したいと思います。
僕は教室に5年ほどいましたが、相当大変でした。
金銭的にも苦労しましたが、一番は時間拘束が長いこと。
自分に使える時間が少ない。
それが相当ストレスでした。
長いこと教室に勤務できている先生というのは、時間の使い方がうまいのかな。
適度に、力を抜きながらうまく1日1日を過ごしていたのかと思います。
僕には、そういうメリハリのある生活ができず、ずっと気を張っている状態で大変でした。
何十年もその生活をしている教室の先生を尊敬しちゃいます。
僕は逃げ出しちゃいましたが。。
これからプロになる人も、プロの生活に興味がある人も怒涛の1日をご覧ください!!
社交ダンス教室勤務 1日の流れ
9:00から12:00まで
朝から練習です。
僕は、パートナーさんが離れていたので、実際は、1時間30分ぐらいでした。
あとは交通に時間を取られていましたね。
朝から練習って結構、大変です。
眠いし、体は動かないし、これから仕事だと思うと気持ちもなかなか乗らない。
ダンスの練習が朝からできるなんて憧れる!という時期もありましたが、実際やってみると毎日行うことはきついですね。
毎日の業務がこたえてくると、遅刻するようになり、パートナーに怒られる。
気持ちが乗らなくなる。
↓
ダンスがうまく踊れない。
↓
仕事が憂鬱になる。
↓
お客さんが増えない
↓
気分が乗らなくなる
最悪の循環ですよね。これは、僕の経験談ですので、他の先生方はしっかりとメリハリを持って仕事をしていると思います。
コーチのレッスンも朝が多いです。
ラテンやスタンダードやっていたので、時間のやりくりが大変でした。
習ったことが消化しきれないことがよくありました。
満員電車の中朝早く行っていましたが、
12:00から営業開始!
僕の教室は13:00からでした。
速いところは12時からですね。
- お茶を作る
- 窓を開ける
- 両替
から始まります。
レッスン業務
- 個人レッスン
- 団体レッスン
- 外へサークルレッスン(出張)
お客様のレッスン内容や振り付けなどの準備もあります。
それにパーティーなどが行う場合は、台本や名札など準備することが増えます。
他にも雑務が・・・
受付業務
- お茶だし
- お客様のお相手
- ポスター作り
- ホームページ作成
- 試合の手続き
- 電話応対
- スケジュール作成
一つ一つを見ると大したことありませんが、全てをやるとなると結構しんどいです。
お客様のために結果的に自分に返ってくる思いながら自分を振り立たせて頑張っていました。
なかなかこの業務が給料に響いてこないのが辛いところですね。
保証で給料をもらっていた時代ならともかく、歩合給で生活していた時の、雑用システムはいまだに謎。
いまだに教室雇用制度には、姉弟関係が残っているんです。
レッスンに雑務にヘトヘト。
空いた時間に練習することは許されていましたが、シャドーする気にもなれず。
途中で眠すぎて、トイレで寝ていたことも1度や2度じゃないです。
ある教室では、控室で布団引いて寝ていいという教室があったそうです。
休憩
大体1時間まで外出可能
夕ご飯時に自由に自分で外に出てよかったです。
自由と言っても1時間じゃできることは限られます。
コンビニでカップラーメンを買うか、吉野家か。
飽きてきたら、自分でパスタを電子レンジで作るか。ご飯を炊くか。
せっかくの楽しみの夕ご飯なのに健康に悪いものばかり食べてた気がする。
そういえばあの頃、「豚キムチ」のカップラーメンをよく食べてました。
今覚えば、なぜあんな臭いものを食っていたのだろうか笑
みんな臭いと思っていたのだろうなー
22:00から閉店作業
- 掃除
- レジしめ
- 鍵しめ
練習や会議
練習は各自行うか、団体で行う練習会が行われていました。
仕事の後の練習。辛い・・
会議も教室主催だったり、選手会の開催だったり。
いつも無駄な会議だなーと考えていましたが、きっと必要なこともあるのでしょうね。
もちろん無給です。
コーチのレッスンも受ける場合がありました。
番外編 休日
日曜日は基本的には教室はお休みですが、試合やパーティーなどがありました。
丸一日休みだと、練習場に行ったりどこか遊びに行ったり。
まとめ
今回は、社交ダンス教室1日の流れを紹介しました。
これぐらいなら平気??
体力には自信がある僕でしたが、時間の拘束時間の長さには耐えられませんでしたね。
給料にもなかなか響かない時期もありますので、精神的にも辛かったかな。
ダンス教室ならではの知識や情報を手に入れることもできたので辛かった部分だけではなかったのも事実。
今では、いい経験になったかなと思っています。