教室でレッスンをする。
教室と先生がどういう契約かで働き方が異なります。
- 常勤の先生
- 非常勤の先生
この2つでは給料や拘束時間など内容が全然異なってきます。
僕は常勤で働いたことしかありませんが、最近では非常勤の先生も増えてきました。
先輩の非常勤の先生がいましたが、自分の生徒さんの時だけきてレッスンして帰る。
そんな自由な働き方ができていいなーと思っていました。
先輩の1人は子育てしながら、もう一人の先輩は自分の教室を持っていながら非常勤として働いていました。
これから、教室も常勤の先生だけで運営していくのは大変になっていくのではないでしょうか?
常勤と非常勤何が違うのか?今回は紹介したいと思います。
常勤とは??
教室と雇用契約(?)を結んで、雇われています。
時間的拘束もされ、レッスン料金などオーナーに従わざるを得ないことが多い。
雑務などの仕事も多くやらされます。
非常勤とは??
契約などは基本的に結ばない。
フロア代をオーナーに払い借りているというもの。
教室によっては、業務委託契約を結んでいる場合もあります。
時間も自由に決められ、生徒さんがいなければ帰ってもいい。
雑務などもしなくていいです。
常勤と非常勤の違い
契約
- 常勤 完全歩合
- 非常勤 なし か 業務委託契約
取り分が違います。
常勤は、レッスンの4割から6割を教室に持っていかれます。
非常勤は、決められたフロア代を支払えばいい
勤務時間
- 常勤 営業時間に縛られる
- 非常勤 自由
休みも常勤は教室に定められています。
競技会があるから、パーティーがあるからと言って自由に休むことはできません。
必ず、教室のオーナーに確認する必要があります。
非常勤の方は休むも働くも自由です。
業務内容
- 常勤 運営側に従わなければいけません。
- 非常勤 雑務はする必要なし。掃除だけはする必要ある場合も。
常勤の先生は自分のレッスン以外にも教室の仕事をやらなければいけません。
雑務は多岐に渡ります。
これを含めた、給料の歩合となっています。
非常勤の先生は雑務は必要ありません。
ただ、実際自分で使ったフロアですので汚したものは掃除する必要があります。
最後の方であれば、一緒に掃除して帰るというのも借りている側の責任となります。
集客
- 常勤 新しい生徒さんがつきやすい
- 非常勤 自分で集客しなければいけない
常勤の先生は教室にずっといるので、新しいお客さんが見学や問い合わせがあった時に自分が対応し生徒さんになりやすい。
レッスン時間の融通も効きやすいので、集客のメリットはある。
非常勤の先生は、自分で生徒さんを確保しなければいけません。教室のバックアップがあったとしても、常勤の先生には敵いません。
自分で、他の場所から誘って生徒さんを集客しなければいけません。
どちらがいい??
常勤、非常勤どちらがいいか中々難しいですね。
集客という面では、非常勤の方はかなりデメリットです。
若手の頃は、知名度もないですし教室という看板がないと信用がありません。
生徒さんも信用がないとつきませんから、教室の方がいいでしょう。
教室以外に集客が可能な講師の先生であれば、非常勤勤務の方が得が多いでしょう。
一番いいのは、常勤でありながら、色んなところに出張してレッスンを自由にできる働き方があればいいですね。
出張レッスンの分は、教室に取られないようにして。
そんな働き方だったら理想です。
実際、そんな教室も出てきています。
教室の給料システムのブログでも書きましたが、本来は、そんな働き方ができていいはずなのです。
完全歩合の契約になっている教室が多いわけです。
常勤とはいえ束縛される法的根拠はないのですから。
将来、教室に勤めながら、自由に外に出て働くことができる時が来るかもしれませんね。
まとめ
今回は、常勤、非常勤についての働き方について紹介しました。
どちらもメリット、デメリットがあり決めるのは難しいですね。
これからの時代、待っているだけではお客さんが来るわけではありません。
自分がお客さんのところに行かなければいけないのです。
お客さんのニーズに合わせて、自分の働き方が変化してくれるといいと思います。