社交ダンスで反り腰になっている人が多い。
反り腰はスタンダードの立ち方で、特に女性が多いです。
お腹が出て、背中がえぐれてしまう状態ですね。
原因は大きく見せたいという願望からくることが多いです。
男性から離れて派手に見せたい!
そんな現れが反り腰に!
勿論、立ち方で迷いがある方も反り腰に。
背中が丸くなってしまう人よりは、派手ですからそのまま放っておく。
改善することがない人もいると思います。
しかし、それは社交ダンスの本来の立ち方からは外れてしまい、怪我やパフォーマンス能力の低下につながります。
今回は反り腰について紹介します。
反り腰はなぜいけないか??
デメリットとして体にも非常に負荷がかかります。
さらに踊りのパフォーマンス能力も落ちます。
社交ダンスにおいて姿勢というのは非常に大切になってきます。
姿勢については何年経っても分かっているようでわからない。
できるようでできない。
永遠の課題です。
日本人の骨格が外国人とは異なります。
衣装を着た時の映える感じは日本人を含めアジア人の弱点。
それを補うために、体に無理をして反り腰になってしまうことがあります。
もちろん競技であれば、反り腰により成績が上向くこともあるかもしれません。
体には負荷のかかる状態です。
長く続けるのであれば、腰に負担のかからない姿勢で踊ることがベストです。
反り腰
お腹が出て背中が湾曲してしまっている状態です。
元々、背骨はS字になっていますので、無理にそれ以上湾曲させる必要のないものです。
本来フロアに対してかかる力が力がいろんなところに分散されてしまい無駄なエネルギーを作り出す必要が出てきます。
「上に伸びて伸びて」
「もっと後ろに後ろに」
という社交ダンスで理想とする形に持っていくためにそうなってしまうことがあります。
大事なのは、
見た目のシェイプに騙されない
無理な緊張は必要ないです。
基本の立ち方
- 足の上に膝、
- 膝の上に肋骨、肩、頭
この状態がフロアに対し強い位置になります。
関係性をイメージします。
そこから女性のシェイプの場合は、作っていかなければいけません。
- 胸のロールアップ
- 骨盤のロールダウン
この2つの連携を使いシェイプ を作っていきます。
さらに体のしぼりにより、背骨の右回転を作っていきます。
どこか1つのところで反ったりすることがないようにします。
反り腰というのは、胸の部分、腰の部分だけに頼ってシェイプ を作ってしまっているということになります。
大きく反り腰をする必要がありません。
競技に出ないのであれば尚更です。
無理に大きく反りを入れる必要はないと思います。
足の上に体が乗っかっている状態の方が安定感があり、踊ってくれる相手もみている方も安心感があります。
まとめ
今回は反り腰になってしまう対処法としての姿勢の作り方について紹介しました。
姿勢は難しいです。自分の体を理解し、関係性をイメージする必要があります。
垂直の立ち方はダンスだけでなく、日常生活、他のスポーツの分野でも共通する立ち方になります。
まずはそこを理解する必要があります。
そこから、シェイプという社交ダンス特有の動きがあります。
立ち方1つで多くの理解しなければいけない点があります。