社交ダンサーが老後2000万貯められる?
ダンサーは個人事業で、将来の不安は絶えない。
お金はあったほうがいい。
社会保障などがないダンサーにとってはお金はあって困らないものです。
2000万を貯める方法があるのかどうか今回は考察したいと思います。
なぜ2000万か?
年金問題で、老後に必要な額2000万と提示されました。
炎上しちゃった訳ですが。
2000万必要という意味
年金が破たんされるという訳ではなく、必要最低限の年金は支給されるが、よりよく生活するためには、2000万必要と言うこと。
この提示の本質のところは、日本国民の金融リテラシーを高めようという厚生省の意図がある。
日本国民の預貯金意識を変えたいのだ。
投資に回してほしい!そんな政府の意図が見えます。
話をダンサーにもどすと、まずはこの老後に必要な2000万を貯めてみよう!ということで今回は2000万を目標額にしてみた。
勿論、2000万じゃ足りないが、2000万を貯めることができれば、そのあとは楽に貯めることができるようになっていることでしょう!
どうすれば2000万貯められるのか??
地道に働いて、収入を増やして、2000万貯めるは、大変だ。
定期預金で積み立てたって、0.001%では・・・気が遠くなると思います。
という事で、投資が必要になる。
投資というとハイリスク、ハイリターンのギャンブルのイメージがあるが、全然違う。
ローリスク、ローリターンの投資を行い、2000万という金額を目指す。
長期で考えることで、リスクを減らし、着実にリターンを積み立てていくことができる。
勿論、長く仕事を続けるということも大事です。
投資において大事な考え方があります。
それは、複利効果という考え方。
お金を預けると、金利が付いてきますが。
投資においても、投資した金額に対して、どれくらいの利率の金利が付いてくるか?
1年間で、10万に対して10%のリターンがあれば、11万。
10%というのが金利。
1万が増えました。
1年目の10%が単利。
複利効果とは
元金の10万ではなく、1年目の単利が足された11万に対して10%がかけられ
12万1000円になります。
2年目にして、2万1000円が増えました。
元金にだけ金利がつくと、2万しか増えませんが、複利効果だと余計に1000円が増えました。
これを3年、4年と長期に続けると雪だるま方式に増えるという効果のことを言います。
お金を貯めるうえで複利効果は必ず身につけておくべき考え方になります。
預貯金は単利です。あり得ないですが、金利10%だとして
10万を預けても、1年で11万。
2年目も10万に対して1万増える。
3年目も1万増えるだけ。
金利によって増えるスピードが複利効果に比べ遅い。
どれくらいの金額を投資に当てればいい?
大事になってくるのは、ポートフォリオと言われます。
金額の割合のこと。どれくらいの金額をどれくらいの配分で当てるのか?
投資は、ポートフォリオが1番大事です。
自分のお金を3つに分けます。
- 現金および預貯金
- リスク資産
- 無リスク資産
現金および預貯金
3ヶ月から6ヶ月の生活費
何かあってもすぐに使えるお金を生活費の3ヶ月から6ヶ月間を預貯金に入れておくほうがいいです。
投資に全て当ててるといざ必要になった時に、使うことができません。
株や債券はすぐには現金化ができないのがデメリットなんです。
リスク資産
これが株などの投資資産になります。
この部分にいかに金額を置けるかで、リターンが変わってきます。
自分が失って困るギリギリの金額の3倍まで!
100万失ったら嫌だと思ったら300万。
10万失って嫌だと思ったら30万。
その金額を投資に当てます。
もし失ってし待ってもなんとかなる金額の3倍までが上限です。
無リスク資産
国債はほとんどリスクがありません。
利率は定期預金よりはいいですし、お金が失うことがないという安心感があります。
株などが怖い!という人は、無リスク資産を多めに持っていてもいいかもしれません。
ただ、増えるスピードは遅いです。
※リスクはないと言っていますが、実際は、国債も紙切れになるリスクは少ないですがあります。外国で紙切れ近くになった国もあります。
日本では、可能性は低いですがその点は考慮しておきましょう。
この3つの配分が大事です。
お金を貯め、リスク資産に投資!
まずは、ある程度のお金を貯めておく
3ヶ月から6ヶ月貯めておこう!
15万だとしたら45万から90万。
10万だとしたら30万から60万。
この金額が貯まったら投資を始めよう!!
投資は何がいい??
株式投資がオススメです。
株式投資でも何買ったらいいかわかりません。
オススメは、任せてしまう、投資信託。
投資信託でも、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。
多くの方がオススメしているのは、インデックスファンドの方です。
手数料が安い!
長期的に見れば手数料が高いと利益が取りずらいためです。
インデックスは手数料が全然安い。
販売手数料が0.5%より下回るのが理想。
ちなみに僕は、アクティブファンドでも投資していますが、手数料は1%弱のものも購入しています。理由は、リターン率がいいので。アクティブファンドにして手数料が安く、リターン率がいいので、僕は最近採用しています。
基本は、アクティブファンドは買いません。
どこで買えばいい?
ネットで買うのがいいです。
これも手数料の問題です。
ネットだと手数料が安い。
僕が使っているのは、
- 松井証券
- SBI証券
- 楽天証券
対面で買うと安心ですが、その分手数料もかかるし、営業の電話も多い。
毎月の積み立て投資がオススメ
投資信託、インデックスファンドと決まったら毎月積み立て投資にしましょう!
(証券会社によっては、自動で積み立て投資することが可能です。)
一気に投資よりも、毎月ちょこちょこ買いましょう!
例)
複利効果でインデックスファンドで投資すると
毎月4万
運用年数 20年
想定利回り 7%
2041万!!
20年で2000万到達!!
実際の投資総額は、960万ですから、複利効果で1200万近くも増えています。
注意
これは、手数料などは考慮していません。
利回りなども景気や情勢などで変わってきます。
7%は大体の平均値です。
実際、どこまで利回りが達成できるかわかりませんが、
複利効果でここまで増やすことが可能なのです。
複利効果のすごさをわかって頂ければという意味の例にすぎません。
20年の間には、お金が必要になり一部解約などの事態に起きることもあるかもしれません。
投資は長期的に見ることが大事です。
僕も始めた時は、1日や1ヶ月、1年単位で見れば全然増えないし、減ることもありました。
でも辛抱強く、毎月積み立てて投資することで、利益が徐々に増えてきました。
実際には、まだ10年たらずですので、目標金額にはまだ遠いですが、
株の乱高下に耐えられる程度の利益にはなってきています。
長期投資は、投資をしたら数字をあまり見ない。
これに尽きます。
まとめ
ダンサーでも2000万貯める方法について紹介しました。
将来不安になってくるお金問題。
長期目線でコツコツ貯めていくことが大事です。
もちろん、仕事一生懸命頑張って、お客さんを大事にすることも欠かせません!