ダイエット

ダンスでダイエットは痩せない?自宅でできるおすすめとは?

最近はコロナ禍の影響もあり、テレワークが普及したことで、あまり家から出なくなってしまった、という人も多いのではないでしょうか。

また、自動車通勤や電車通勤などで、普段からあまり運動をしていない、という人もいるかもしれません。そうすると気になってくるのが、体重の増加や体のたるみなどです。

ダイエットは始めるのは易しく、しかし継続してダイエットを行っていくということは、案外難しいものです。

そこで今回は、自宅でもできる、一人でもできる、ダンスによるダイエットについて紹介したいと思います。ダイエットにおすすめのダンスや、その消費カロリーなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。


ダンスダイエットとは?

ダンスダイエットとは、文字通り日常生活にダンスを取り入れることで、体を引き締めるダイエット方法のことです。ダンスダイエットであれば、自宅で一人でできますし、お気に入りの音楽などをかけながらダンスをすることで、楽しみながらダイエットを続けることができます。

今までスポーツや筋トレなどでダイエットをしてみたけれど、今一つ効果がなかった、途中で飽きたり諦めてしまったり、という人でも気軽に試すことができるのが魅力だと言って良いでしょう。

一口にダンスによるダイエットと言っても、ダンスには様々な種類があり、それぞれ使用する体の部位も違ってきますし、もちろん消費カロリーにも違いがあります。

社交ダンスのようにゆったりとしたものから、ジャズダンス、エアロビクスなどのようにある程度激しい動きを伴うものもあります。では、どういったダンスがダイエットにおすすめなのでしょうか?

ダイエットにおすすめのダンス

まず、ダンスダイエットは楽しみながら継続することが一番です。筋トレなどは、体の一部の部位しか鍛えられませんが、ダンスダイエットは体全体を使うため、全身をまんべんなく引き締めることができます。

音楽を聴いたり、動画を見たりしながら、それを真似することで、楽しく体重を減らしていくことができるわけです。

 

ダンスには様々な種類があります。その一部を挙げれば、次のようなものがあります。

ダンスの種類

・社交ダンス

・ジャズダンス

・エアロビクス

・ヒップホップ

・Jポップダンス

・ベリーダンス

・バレエ

 

 

などなど。社交ダンスやバレエなどは、一人ではできなかったり、広い会場を借りたりする必要がありますが、エアロビクスやジャズダンス、ベリーダンスなどは、自宅でも行うことができます。では、ダイエットに最適なダンスとはどんな種類のダンスでしょうか?

 

それは、個人の好みにもよりますが、Youtubeの動画などを参考にして、お好みのダンスの種類を選ぶ、というのが良いかもしれません。

インターネットで「ダンス ダイエット」で検索すれば、様々な動画が紹介されています。一目見て、これなら自分にできそうだと思えるダンスを選ぶのがもっとも良いでしょう。



 

ダンスダイエットでどれくらい痩せられる?

では、ダンスダイエットではどれくらいのカロリーを消費してくれるのでしょうか。先にも書いたように、ダンスには様々な種類があり、その人の体重によっても消費カロリーは変わってきます。

ですが、一般的な目安として書くと、きつめのダンスを1時間行った場合には、女性で300キロカロリーほど、男性で380キロカロリーほどだとされています。

一方で、ゆったりとしたダンスを一時間行った場合には、一時間で女性なら200キロカロリーほど、男性なら260キロカロリーほどだと言われています。

ご飯1杯のカロリーが170キロカロリーほどですから、1時間のダンスであれば、ご飯1杯から1.5杯ほどのカロリーを消費できるということになります。

ウォーキングの消費カロリーが、1時間で約180キロカロリーから200キロカロリーほどですから、ダンスダイエットは比較的効率の良いダイエット方法だということが分かります。

 

しかし、きついダンスを1時間も続ける、ということは案外難しいと言えます。ですから、10分から15分ほどのダンスダイエットを、1日に何回かに分けて行う、というのがダンスダイエットを成功させる秘訣だと言えるかもしれません。

ダンスというのは体脂肪を燃焼させる有酸素運動ですから、これはウォーキングなどと同じように、ダイエットに適した運動方法なのです。

 

有酸素運動と無酸素運動の違い

運動には、有酸素運動と無酸素運動という2種類があります。有酸素運動というのは、比較的ゆっくりとした運動で、文字通り体のなかに酸素を取り込むことで、体脂肪を燃焼させる運動です。

それに対して、無酸素運動というのは、スポーツや筋トレなど、激しく体を動かす運動で、主に筋肉を燃焼させてカロリーを消費します。

 

ダイエット初心者ですと、激しい運動をしたほうが効率的に痩せられるのではないか、と考えがちですが、実際はゆったりとした運動のほうが効率的に脂肪を燃焼してくれるのです。有酸素運動としてはダンスのほか、ウォーキングやストレッチ、無酸素運動としては激しいスポーツや筋トレなどを挙げることができます。

 

ダンスダイエットをする際にも、比較的ゆったりした動きで、全身の筋肉を曲げ伸ばしするようなダンスのほうが、有酸素運動となり、ダイエットには効果があると言えます。一人では難しいかもしれませんが、社交ダンスやベリーダンスなど、全身に筋肉をまんべんなく使用するダンスのほうが、ダイエットにはより効果があるのです。こうしたことも、ダンスダイエットの動画では紹介されていることが多いので、参考にしてみると良いでしょう。



 

ダンスダイエットは食事の管理も重要

また、ダンスダイエットをする際には、きちんとカロリー管理をするということも大切です。せっかく体を動かしても、それ以上に食事を多く取ってしまっては、せっかくのダイエットも台無しになってしまいます。

これは誤解されがちなことですが、太る原因の多くは、カロリーを摂取しすぎたうえに、あまり体を動かさないということが原因なのです。

 

カロリー管理をきちんとし、そのうえでダイエットをすれば、消費カロリーが摂取カロリーを上回り、確実に痩せることができます。ダンスダイエットをする場合にも、摂取カロリーには気を付けるようにしましょう。ただし、ここで一つの問題があります。

 

極端に摂取カロリーを制限してしまうと、逆にお腹が減って余計に食事を多く取ってしまったり、リバウンドが起きてしまったりというリスクがあるという点です。脂肪や炭水化物を極端に制限する、というのも問題です。なぜなら、筋肉の栄養となるのは脂肪と炭水化物だからです。

 

理想としては、たんぱく質を多めに摂り、脂肪や炭水化物を適度に摂取するというのが望ましいです。たんぱく質は、筋肉を作る材料となり、運動後に筋肉を増強してくれる効果があるからです。食事はたんぱく質を多めに摂り、脂肪や炭水化物は適度な量に抑える、というのが良いでしょう。

ダンスダイエットで痩せる人・痩せない人

 ダンスダイエットをしても痩せなかった、という人もあるいはいるかもしれません。インターネットの動画や記事などでは、確実に痩せる、ということをうたい文句にしていることが多いです。

しかし、どんなダイエット方法にも言えることですが、ダイエットの効果は人それぞれです。

上の節で書いたように、消費カロリーを摂取カロリーが上回ってしまえば、当然痩せることはできません。

また、飽き性の人も、ダイエットの効果は得られにくいと言えます。大事なのは、摂取カロリーにも気をつけつつ、ダイエットを継続するということです。ダイエットは1日にしてならず、ということをよく覚えておきましょう。

 

また、「有酸素運動と無酸素運動の違い」のところでも書きましたが、あまりにも激しいダンスをしているために、逆に痩せられない、ということも起こり得ます。

その場合、体が筋肉だけを消費してしまい、体脂肪についてはちっとも燃焼していない、ということが考えられるのです。

ダンスダイエットは、やはり無理なく楽しんで行う、ということが一番です。まずは、あまり激しくないダンスを、ストレッチなども取り入れながら、毎日短時間ずつ続けていく、というのが望ましいです。

お気に入りの音楽などを取り入れれば、ダンス自体も楽しめますし、比較的楽に痩せていくことができるというわけです。


まとめ

 

いかがでしたか? この記事ではダンスとダイエットの関係について見てきましたが、参考になったでしょうか。

 

こつとしては、やはりダンス自体を楽しんで行うことと、摂取カロリーに気を付けるという点です。大好きなダンスで痩せることができたら、これ以上のことはないでしょう。皆さんも、生活のなかに1日何回かのダンスを取り入れることで、ダイエットにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。