社交ダンスの仕事

知ってた?社交ダンスパブの本当の実態!

社交ダンスを楽しむ場所といえば、パーティーや教室など様々ありますが、
ダンスパブも社交ダンス楽しむ一つの場です。

少し、ダンスパブも時代とともに変化してきたと思います。
アテンダントも学生や、プロの先生が入るようになったし。

ダンスに対してのレベルが高くなってきたように思います。

ホストちっくな場所というよりは、ダンスを純粋に踊って楽しむそんな場所に変化しつつあります。
昔からある、ダンスホールも無くなってきています。

これからどうなっていくのでしょうか?

僕自身、教室もダンスパブも働いてきました。
体験談も含め紹介していきたいと思います。

今回は、ダンスパブとはなんなのか?考察していきたいと思います。


ダンスパブとは??

ダンスパブとは、社交ダンスを踊れる場である。

ダンスホールとも言います。

以前はお酒やカラオケが用意されており、そこでダンスを楽しんでいる場所です。

ダンスがメインではなく、お酒やカラオケをメインにする雰囲気もありました。

最近では、パブといってもお酒やカラオケがメインではなくダンスがメインになってきています。

基本は、ダンスアテンダントが男性もしくわ、女性が待機しており、踊ってくれます。
曲は様々かかり、何の曲でアテンダントが誘いに来るかわかりません。

時間や、入場料、アテンダントの人数は店ごとに異なっております。

1時から5時ぐらいで2500円ぐらいが相場となっています。

関西や、横浜では、3000円という入場料があるところもあるそうです。
関東でも値上げが始まり3000円が相場になりつつあります。

3500円というところや、4000円、5000円というパブもあるそうです。

ダンスアテンダントとは?

男性のアテンダントさんのことをリボンちゃん
女性のアテンダントさんのことをバラさん

と言われています。

これは、一般の人とアテンダントさんの違いをわかりやすくするため、パーティー会場で、リボンやバラをつけていたことから
いまだに男性のことをリボン、女性のことをバラと言われています。

ダンスホールの違い

ダンスパブとダンスホールの明確な違いはありません。
以前は、ダンスパブというとお酒やカラオケとダンス。
ダンスホールはダンスメインというちょっとしたニュアンスの違いがありましたが、

現在ではそこまでの明確な違いはありません。

ダンスホールでもお酒を提供していますし、カラオケがあるところもあります。
ダンスパブでもダンスメインのお店もあります。

店側がホールやパブといった言葉を自由に設定しているものいえます。

教室との違い

ダンスパブの営業形態だと、実は風営法許可が必要でした。
警察の管轄でした。

それがここ最近、風営法からダンスが外れました。
それに伴い、今まで風営法で営業していた、ダンスホールも風営法を外し、飲食業として営業することができるようになりました。

もちろん、カラオケのデュエット禁止や接待禁止など様々なルールがありますが。

それで大きな恩恵としては、レッスンをする上で商業インストラクターの資格がいらなくなったことです。
フリーダンスだけなら、問題ない話ですが。

営業前や営業後レッスンをしていることがあります。
インストラクー資格を持っている人なら問題なかったのですが、資格を持っていない人がお金をもらってレッスンをすることが風営法的に問題がありました。

それが、ダンスが風営法から外れたことで、レッスンをすることが可能になったわけです。

ということは、誰でも教室のような営業をすることが可能になったわけです。

教室とパブの違いもだいぶなくなってきている

教室では、フリーダンスを設けている。

パブでは、レッスンを行っている。

今までレッスンは教室の専売特許。パブはフリーダンスの専売特許。
でしたが、それがお互い同じような営業をするようになってきているのです。

ダンスパブのシステム

料金は入場料を支払います。
入場料は店によって異なっており、1000円〜3000円

席に案内されます。
ソフトドリンクが飲み放題のところ、有料のところがあります。

食事が用意されているところ、されていないところがあります。
最近は、食事がないところが多数です。

トライアルやアフター

スタッフを指名し、好きな種目を踊るシステムです。
営業終了後に行うことをアフター。
休憩時間に行うことをトライアル。

とネーミングを変えています。

1曲、200円から1000円で店やスタッフによって異なります。

トライアルやアフターの時間は一般の方が入ってこないので、
フロアを大きく踊ることが可能です。

これを高いと見るか、安いと見るか。

楽しみ方

やはり、色んな人と踊れるのが楽しいでしょう。
毎日、スタッフは異なっていますし、何の種目で誘いに来るのかというドキドキ感があります。

待っている間、他のお客様の踊りを見ることもできます。
人の踊りを見ることも楽しいです。

働いている人とは??

学生や、アマチュアダンサー、プロダンサーなど様々です。
地域によっても異なります。

都内の近くでは、時給自体が高いのでダンサーのレベルが高いです。
年齢も若く低めです。



 

以前と現在のダンスパブ

以前は、若ければいい。カラオケが上手ければ、話が上手ければということで、年配のダンサーの方にも需要がありました。

最近では、ダンスが上手くないとだめというのが最低条件となっています。

その上で、愛想がよく清潔感がある人が求められています。

教室で働けない人がパブで働く時代になっている。

以前は、プロのダンサーがパブで働くということは考えられませんでした。
そこまで落ちたか・・・なんて言われていましたが、

最近では、プロの先生がパブで働くというのはよく見かけるようになりました。

現在のダンスパブ界

お客様のダンスのレベルやスタッフのレベルが上がってきている。
ダンス歴が長い、レッスンを受けてきたなどバブに遊びに来る人はダンスのレベルが高くなってきています。

それに伴い、スタッフの高いダンスレベルが求められています。

お酒やカラオケなどのサービスも減りつつあります。

男性のお客様が減ってきている

女性のお客様は、スタッフと踊るのを目的としてきているためか一般の男性の誘いを断ることが増えました。
これは以前だったらマナー違反でしたが、今では当然のように行われています。

それで、男性のお客さんはパブに来ることは減りました。

男性のお客様は、公民館や体育館などのワンコインパーティーなどが活動の拠点になっている人が多いです。

まとめ

現在のダンスパブで働くスタッフは色んな人がいます。
プロの先生も多く在籍しており、レベルは高くなりました。

ただ、以前よりもお客さんの人数は減ったように感じます。
ダンス人口の減少が大きく作用しています。

さらには、500円パーティーなどの巷のパーティーで十分楽しいという人が増えてきたというのもあるかもしれません。
ワンコインで遊べるのですから、それで満足する人いるでしょう。

昔は、教室いかないとダンスができない。
教室いかなくてもバブ行けば踊れる。
パブいかなくても、500円パーティーで踊れる。

といったように時代とともにダンスを遊ぶ形態も変わってきています。

これから、どうなっていくのか不安なところではあります。