ダイエット

ダンスによるダイエットに効果!ダンスは本当に痩せるの?

ダイエットに関する情報は世の中に溢れています。「色々試したけど、結局何が良いのかわからない…」「ただ走るだけやキツい筋トレはなかなか長続きしなかった…」という方も多いのではないでしょうか。

様々なダイエット法がありますが、急激な食事制限は身体に負荷を与えてしまい、健康的に痩せることは出来ません。例え急激な食事制限で痩せることができても、代謝が低いためにリバウンドしやすくなってしまいます。

健康的かつ確実にダイエットをするには、適度な運動と適度な食事制限が大切になってきます。

そこで今回は、曲に合わせて体を動かす「ダンス」のダイエット効果についてご紹介したいと思います。

【ダンスがダイエットに向いている理由】

 

ダンスがダイエットに向いている理由は主に3つあります。順番に見てみましょう。

 

<楽しく体を動かすことができる>

なかなか運動が続かない理由として「気分が乗らない」「単調で楽しくない」「とにかくしんどい」などが挙げられます。ランニングや筋トレとは違いダンスは音楽に合わせて体を動かすので、気分が上がりやすいです。また、同時にストレスを発散することもできます。

また継続してダンスをすることで上達が目に見えるのも、ダンスの楽しさのひとつです。ダイエットしながら様々な動きに挑戦してみましょう。

 

<ダンスはダイエットに適した有酸素運動>

有酸素運動とは、軽〜中程度の負荷をかけながら長時間継続して行うことができる運動です。有酸素運動ではエネルギーとして脂肪を燃焼するので、糖質を無酸素運動よりもダイエットに適しています。

ダンスは全身の筋肉を満遍なく動かす、有酸素運動です。特に全身の筋肉の7割を占める下半身をよく使うダンスをすることで、さらに高い効果が期待できます。

 

<室内で運動でき、広いスペースを必要としない>

ダンスは体を動かせるある程度のスペースがあれば、室内でも屋外でも踊ることができます。簡単なダンスであれば、一畳(182cm×91cm)あれば踊ることができます。筆者も普段自宅でダンスをしていますが、約一畳のスペースと幅20cm程の細い姿見の前で踊っています。

みなさんの想像よりも狭いスペースだったのではないでしょうか。踊るだけなら鏡も必要ありません。窓や冷蔵庫が鏡代わりになることもあります。意外にも広さは必要ないのです。

【ダンスの消費カロリー】

主な有酸素運動の消費カロリー(1時間当たり)

・ダンス 300kcal

・ウォーキング185kcal

・ジョギング 365kcal

・筋トレ(小・中程度) 184kcal

・ヨガ  131kcal

 

ダンスの消費カロリーは 1時間当たり300kcal と他の室内で行う有酸素運動と比べるとカロリー消費は約1.5倍〜 2.3倍です。

ウォーキングやジョギングは天候に左右される為、毎日確実にできるわけではありません。ジムに通うとしても、会費や交通費がかかってしまいます。室内でできるダンスは、他の有酸素運動と比べてとても効率が良いことが分かります。

 

 

【楽しみながら怪我なくダンスをするために】

いきなりダンスを始めてしまうと、体が温まっていないため体を痛めてしまう恐れがあります。まずは、踊る曲を聴きながら動的ストレッチをしてみましょう。

 

ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチの2種類があります。静的ストレッチは筋肉をゆっくりと伸ばしていくのに対し、動的ストレッチは実際に体を動かして筋肉の可動域を広げます。静的ストレッチはゆっくりと行うことで高いリラックス効果を感じることができ、動的ストレッチでは血流を促し体を温める効果があります。そのため運動前には動的ストレッチ、運動後には静的ストレッチをすることでより高い効果を得ることが出来ます。

 

踊る曲を聴きながら動的ストレッチを行い、慣れてきたら頭の中でダンスの動きを確認してみましょう。音楽を聴きながら行うことで、ダンスに取り掛かりやすくなります。

 

またダンス後には、ヒーリング効果のある曲(川が流れる音、美しいハープのBGMなど)を聴きながら静的ストレッチをしてみましょう。体の疲れが残りにくくなり、健康的な運動習慣を身につけることができます。

 

ダンスの前後にストレッチをすることをめんどくさいと感じてしまう人もいるかと思います。ダンスは普段使わない筋肉を大きな可動域で使う運動です。ストレッチをしておかないと、筋を痛めてしまう可能性がとても高くなります。前後で適度なストレッチを行い、運動効果を高めて効率よくダイエットを行いましょう。

 

 

【室内でダンスをする際の注意点】

室内でダンスを行う際に一番気をつけないといけないことは、「騒音問題」です。踊っているとどうしても足音が響いてしまいます。マンションにお住まいの方は特に、下の階の方への配慮をしなければいけません。

対策としてオススメするのが、室内シューズを履くことです。クッション性に優れた室内シューズを履くことで、騒音をカットできると共に足への負担を軽減できます。また、マットを敷くことでより足音をカットできます。

ヨガマットや防音マット、エクササイズ用のマットは2000円〜4000円ほどで販売されています。気になる方はできるだけ購入しましょう。

 

【ダイエット目的に合わせたダンス】

ダンスには沢山の種類があります。激しく動くHiphopから美しく滑らかに踊るバレエまで様々です。ダイエットの目的に合わせたダンスジャンルをご紹介したいと思います。

とにかく脂肪を燃焼したい!痩せたい!という方は、激しく動くストリートダンスをオススメします。激しく動く事で瞬発的に動く外側の大きな筋肉が鍛えられます。脂肪燃焼に効果的です。体を美しく引き締めたい方は、Jazzダンスやバレエをオススメします。ゆっくりと滑らかに踊るダンスは内側にある筋肉に働きかけ、インナーマッスルを鍛えることができます。

まず簡単なダンス週間を身につけたいという方は、アイドルのダンスを真似してみるのもオススメです。やさしい難易度のものから難しいものまで様々ですが、曲を選べば初心者の方でも踊れるものもあります。

自分が好きなアイドルの曲を聴いて踊りながらダイエットにもなるので、ストレス発散にもなります。

【ダイエット目的でダンスをする際の注意点】

ダンスを続けていくと、だんだん体が慣れていく感覚があるかと思います。体が動くようになってきたら、より重い負荷のダンスを踊るようにしていきましょう。同じ動きを続けていては鍛えられる筋肉も偏ってしまいます。

普段運動をしない方はまず1ヶ月間、他に運動する機会がある人は2週間同じダンスを続けましょう。体が慣れてきたら少しづつで大丈夫なので、ダンスの動きを変えていきましょう。自分の体のペースに合わせて適切な負荷での運動を行うことで、より高いダイエット効果を得ることが出来ます。

 

そして、踊っている時に忘れがちなのが「息をすること」です。頑張って踊るあまり、息が止まってしまうことがあります。息を止めてしまうと血圧が上昇し心臓に負荷がかかり、有酸素運動になりません。息をすることだけは忘れずに、ダンスを踊るようにしましょう。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

ダンスを行う際はストレッチを欠かさず、適切な負荷をかけて踊ることが大切です。生活習慣にも気をつけながらダイエットを行うことが大切です。