社交ダンス初心者

徹底解説!社交ダンスのデモンストレーション相場とは?

ホテルパーティーで踊るデモンストレーション。

社交ダンスの発表会です。

たくさんのお客様の前で1組でスポットライト浴びながら踊る舞台です。

とても、華やかなパーティーなわけですが、もちろんお金はかかってきます。

初めてとなるとどれくらいの費用がかかるのか気になるところです。

僕も金額を聞いたときには、驚きました。

そんな金額を払える人が何組といるのですから。

それを年間に何回もやる方も。。。

社交ダンス界ってすげーなと思います。

今回は、社交ダンスのアマチュアデモンストレーションの費用について紹介していきたいと思います。



アマチュアデモンストレーションとは?

「3分間のヒロイン」と呼ぼれる演技発表です。

場所はどこでも(公共施設や教室)デモンストレーションですが、ホテルで行われるデモンストレーションのことを言ったりします。

お相手は習っている先生。踊るのは自分。

大勢のお客様の前で約3分間踊るわけです。

ドレスを身にまとい、スポットライトを浴び、拍手や応援をもらい、とても幸せな時間と言えるでしょう。

その代わり、費用は高額になったりする場合もあります。

どれだけかかるか内訳を見ていきましょう。

デモンストレーションの内訳

  • レッスン費
  • 出演料
  • お相手料
  • チケット
  • ドレス
  • ヘアメイク
  • トライアル
  • 参加者へのお礼
  • 写真DVD

それぞれ詳しく見ていきましょう。

出演料

パーティーのフロア代です。

ホテルや主催者によっても異なります。

チケット代とは別料金です。

3分間のデモンストレーションのフロア代。

30,000円から50,000円。

都内だと50,000円が一般的かと。

引退パーティーなど特別なパーティーによっては10万というところもあります。

確認しておきましょう。

一番高いフロア代は?

日本武道館で行われる日本インターで行われる「スペシャルデモンストレーション」

限定ですが。

なんと100万!!

やる方がいるのですね。

チケット代

パーティー券と言われているものです。
ディナー付きの席を買わなければいけません。

ホテルによっても異なりますが、20,000円から40,000円

主催によっては50,000円を超える場合があります。

都内だと36,000円前後が一般的です。

最近はホテルも値上げをしており、そのままチケット代金に上乗せされているそうです。

ノルマ

自分だけの1枚だけでなくノルマがあります。

以前は、1テーブル、11枚買わなければいけませんでした。

最近では、半テーブル、5枚程度でいいところも増えました。

自分の1枚だけでもいいというパーティーも出てきました。

お相手料

自分が踊る先生に対しての報酬です。
パートナー料とも呼ばれます。

先生によって値段が異なります。

30,000円から200,000円

  • 一般的なプロの先生だと7万
  • B級だと10万
  • A級だと15万
  • ファイナリストだと20万

といわれていました。

ただ、値段は相場なので各自調整を加えていると思います。

相場よりも高い安いはあると思います。

聞いた中で一番高い先生で500,000円

3分間で500,000円!!

なんとすごい。

リフト代をとる先生もいるそうです。
女性を持ち上げるリフト。

お相手料に上乗せしていただきます。
基本的にはリフト代はないのが当然ですが。

これは先生によりますね。

レッスン費

デモンストレーションに出るためには、それに向けて練習しなければいけません。

普段のレッスン数では足りなくなるはずです。

今までは週1回で良かったのが、2回3回と増えていきます。

1時間 6000円から12000円

それを週に3回やるとすると 18000円から36000円かかります。

月にすると76000円から144,000円

レッスン料は先生によって異なります。

ドレス代

デモンストレーションで着るドレスは必要です。

自分で持っている場合はそれでもいいですが、流行や曲のイメージもありますので、新たに仕入れなければいけないと思います。

レンタルやオーダーする人も。

レンタルだと、5万から10万ぐらいであります。

3日ぐらいのレンタルが通常ですね。

終わったら、宅配で送り返します。

オーダーだと、20万以上しますので余裕がないと作れませんね。

ヘアメイク

メイクやヘアをデモンストレーション用にしてもらいます。

主催者側で用意してくれていることが多いかと思います。

  • ヘア 6000円から
  • メイク 5000円から

メイクは先生のパートナーさんがやることがあり、1万ぐらい取られることは普通です。

トライアル代

当日、トライアル(数組で踊る)と言ったダンスタイムがある場合があります。

これは希望性ですが、先生にお願いするとさらに、フロア代とお相手料を支払うことになります。

  • フロア代 10,000円から
  • お相手料 5,000円から

プロの先生ですからお相手料、15,000円はざらに取られることはあります。

トライアルはあるところとないところ。
デモンストレーションをやる方が多い主催のパーティーはないですね。

参加者にお礼

参加してくれたお友達にお礼を用意する費用になります。

ダンスをやるお友達であれば、つけまつげなどのダンス用品をあげることも。

親戚だったらそこまで気にする必要はありませんが。

写真やDVD

写真やDVDはプロのカメラマンが撮っています。

少し高額です。

  • 写真 15,000円から
  • DVD 15,000円から

両方合わせて、3万以上はします。

初めて出演される方は、この金額があることを知らない場合がありますので注意が必要です。

あまり買わないという選択肢はないので。

費用の合計は??

全部で50万はざっと超えると思います。

もちろん、ホテルによって先生によっても大分変わってきます。

50万はかかると覚悟はしておいた方がいいかもしれません。




デモンストレーションに出るメリット

スポットやドレスに身を包み多くの観客の中で踊る。

それは素晴らしい魅力です。

そして、中毒性があります。1回やると何回もやりたくなります。

練習とは全く違った緊張感の雰囲気の中で踊るダンスは最高ですね。

ダンス技術だけでなく、人に見られるということで人に見せる技術も向上します。

デモンストレーションのデメリットとは?

金額が高額な点

1組で踊るとはいえ、3分間のための金額が数十万ですからね。

一般的にはそんなにしょっちゅうデモに出ることは大変ですね。

社交ダンスが踊れなくなる??

デモストレーションの練習ばかりになったりすると、決められたステップしか踊れなくなる可能性があります。

決まったステップはできるけど、違うステップはできない。

違う人と踊れない!ということが起きることがあります。

本来の社交ダンスが楽しめなくなる可能性が。。

友達を誘うのが大変

チケットノルマがありますので、友達を誘わなければいけません。

1回だけならまだしも。

毎回も出るとなると、友達も来るのが大変です。断れることも。

きてもらった友達のパーティーにもお誘いを受けることになります。

きてもらったお返しとしてもいかなければいけなくなります。

友達に付き合ってもらうということは、自分もお返しをしなければいけないので。

時間もお金もかかってくると思います。



まとめ

3分間のヒロインになるには、たくさんの費用をかけることになります。

お金に余裕があればぜひやってもらいたいですよね。

ただ、最近はパーティーの乱立で色んなところで開催されており少しマンネリ気味。

同じようなパーティーばかりになってきました。

ホテルの金額も上がってきていますし、お客さんの負担も増えてきています。

新しい人が敬遠する理由が、高額な費用。

ホテルのパーティーの開催も少し見直ししてくる時がきているのかもしれませんね。