「タイムカードしっかり押してね!」
と最近は、タイムカードを徹底してもらっています。
「最近国がうるさいんですか?」
と言われますが、そうではなく元から厳しいのです。あとで、僕が修正したり書き直したりしているのです。タイムカードを押さない人が多いのです。
今回の雇用調整助成金の申請の時も「タイムカード」は提出する必要がありました。
なので、タイムカードを押してもらうことは大切です。
法人は社会保険に加入義務があります。
入っていない方も多いですが、本当はダメです。
社会保険に加入する時も、タイムカード、給料明細、就業規則、シフト表の提出が求められました。
個人事業のままでいくか、法人化する方がいいのか。悩むところです。
僕は、売上がある程度あるのであれば法人化するのがいいのではと思っています。
法人化した方がメリットがあるからです。
今回は、事業を法人化するメリットについて紹介します。
事業を法人化
法人化すると社会保険加入義務もあるし、やだな!と思いがちですが、法人化は税金面でメリットもあります。
うちの従業員は日本の所得税の課税に関して知らず「そんなに違うんですか?」と驚いていました。
事業を個人事業でやるのと、法人化して報酬ももらうのでは、所得税のかかり方が変わってきます。
これは、知っておいた方がいい知識です。
所得税と法人税を比べれば、稼げば稼ぐほど法人税の方が安い。
所得税はMax45%ですからね。
法人税は25%程度。
法人の場合は、そこから自分に報酬をもらうようにしますが。
売上1000万と言われていますが、実際は、「課税所得300万」を超えるようだと法人化した方がいいそうです。
税理士youtube田淵氏の
「日本一わかりやすい一人社長の節税」
に詳しく書いてあります。
さらに法人化するメリットの一つに、赤字の繰延期間です。
法人だと10年間は繰り越せるのです。
1年間に利益が出ていても、数年前に赤字を出していればそれと合算して法人税がかからないようになるのです。
個人事業だと3年間です。
長期的に事業を行う上で魅力的な制度ですね。
社会保険に加入義務があるので、従業員を沢山抱えている場合は負担が重くなりますが、法人化は税金面ではとても良いですよね。
ダンス教室を経営している先生でも会社化している人も多くいます。
ダンス教室であれば、売上が多いですから法人化した方がいいでしょう。
社会的信用という意味でも会社経営者というのはいいです。
融資を受けるのにも、会社であれば信用度が違いますからね。
うちに勤めている学生従業員も広告代理店に就職だそうです。その学生も将来は独立を考えているようで、法人化について説明していると興味を示していました。
将来、独立を考えているからさだそうです。
サラリーマンだとわかりませんが、事業をやるとなると自分で勉強しないといけないところがあります。税理士さんに任せてもいいですが、ある程度の税金や制度については理解しておく必要があるでしょう。
芸能人が自分で節税対策として会社を作って、税理士に任せていたけど脱税で告発されるという事例もあります。
税理士さんに完全に任せるのもリスクがあります。
デメリット
役員報酬は月額固定
会社にすると自分を役員にするわけですが、その場合報酬は固定になります。
稼いだだけもらえるわけでないです。
ボーナスももらえません。
どんなに利益を出しても、自分の家計には入らないところが個人事業とは異なりますね。
会社の経費としてうまく活用することが大事ですね。
まとめ
今回は、法人化するメリットについて紹介しました。
色んな、書類を作らなければいけないし、個人事業に比べれば雑務も多くなります。
その代わり、税金に関して多くのメリットを受けることができます。
売上が上がっているダンサーの方は法人化を検討してみてはいかがでしょうか?