ダンサーにとって自分の城「ダンススタジオ」を作りたい!
というのが目標だと思います。
そのためには、ビジョンを持って、準備をして、お金を貯めていく必要があります。
出せば、儲かるというのはないです。
これからますますダンススタジオの経営は厳しくなると思います。
スタジオを作るまでにやらなければいけないこと、
実際にどれだけお金が必要なのか、
紹介したいと思います。
ダンススタジオの作る準備
- 許可
- 資金
- ビジョン
許可
普通のダンススタジオであれば、風営法から外れているので特に必要な許可や資格は入りません。
飲食であれば、保健所の申請は必要となります。
個人で開業であれば、税務署に開業届も必要です。
資金は開業するには必要です。
家賃20万の借りるとすると、ざっと800万ぐらいは想定しておいた方がいいです。
最初の方は赤字などを考慮すると1000万は必要になります。
フリーで活動している時から、毎月貯めていきましょう。
5000円から初めて、1万、2万とコツコツ貯めましょう。
1000万自己資金で貯めれればいいですが、難しい。
最低でも自己資金300万は欲しいところです。
残りは、融資を受けることがいいかと思います。
開業するにあたり、日本製作金融公庫などの開業支援でお金は借りれます。
そのためには、しっかりとしたビジョンと返済計画と信用が必要になります。
ビジョン
- どんなところでやりたいのか?(場所)
- どんなことをやりたいのか?
- どんな人を雇うのか??
これからどんな教室になりたいのか、考える必要があります。
そのためにも、他のスタジオを見ておく必要があります。
例えば備品など。
どんなものを置いているのか?
さらに、お客さんの評判などもチェックしておきましょう。
- スタジオをどう思っているか
- 不満はあるのか?
- 魅力とは何か?
- どんな基準で選んでいるのか?
- 噂はどんなのがあるのか??
など、情報を仕入れていきましょう。
自分の作るスタジオの参考として必要です。
ターゲットも考えていきましょう。
ターゲットとは?
どんな人が来て欲しいかです。
- 子供
- 大人
- 主婦
- 初心者
- OL
- サラリーマン
など。
ターゲットの需要も把握しておきましょう。どんな需要を狙っていくのか?
- 友達を増やしたい人に
- プロダンサーを目指す人に
- ダイエットや健康のために
- ストレス発散のために
- ダンスを楽しむために
自分の経営者に対しての信頼度を高める
出来るだけ自分のダンス講師としてや、開業に至るまでの記録を常にとっておく。
その記録を開業した時のプロフィールなどに活かす。
ダンススタジオの費用とは?
場所やこだわりによって異なりますが、大体500万越えから800万が相場といえます。(家賃20万の場合)
内訳としては
- テナント料金
- 工事費用
- 音響機器費用
- 宣伝費用
- 備品費用
テナント料金
- 家賃 立地条件により異なる
- 敷金保証金(6ヶ月-12ヶ月)
- 礼金(1ヶ月)
- 仲介手数料(1ヶ月)
- 前家賃 (1ヶ月)
大体 180万から200万
不動産屋や大家さんに払うお金ですね。
工事費用
- 鏡
- フローリング
- 防音工事
大体100万
鏡も結構値段しますよね。
床もこだわると値が張ります。
ただ、ケチると評判が悪いですので、予算を見ながらいいものを選ぶ方がいいと思います。
音響機器費用
- デッキ
- スピーカー
10万から13万
宣伝費用
- HP作成
- カタログ作成
- チラシ
50万ー80万
広告は何をやるのかが大事になってきます。
チラシなどは地元の方に宣伝効果としてはあります。
ただ、高額ですのでそんなに数は打てないです。
ネットでの広告費にもお金を使いたいところです。
備品費用
- 机
- 椅子
- トイレットペーパー
- レジ
- 電話
- ボールペンなどの筆記用具
など
100万ぐらい
なんだかんだかかるところですね。
大体 500万ぐらいになっています。
せっかくの自分のスタジオですのでこだわりも出てくると思います。
そうなると、さらにプラスでかかると思います。
800万ぐらいはかかると考えた方がいいですね。
色んな方の情報を聞くと、1000万はいくよ!と言っていました。
自己資金や、融資を受ける際の参考にしていきましょう。
まとめ
今回は、ダンススタジオの作り方を紹介しました。
費用もかかりますので、リスクは覚悟しなければいけません。
成功するためには、集客も頑張らなくてはいけませんね。
どんなスタジオにしたいのか?
お金も含めて準備に時間はかけた方が、失敗しないスタジオ作りになると思います。