コロナの影響により売り上げが減少。
これからも、売り上げが見込めない教室も多いと思います。
講師の先生も同様で、生徒さんが来なくて売上がない!
これからどうすればいいかわかない!
この状況が何ヶ月続くかわかりません。先が読めません。
これからもダンス教室や講師を続けようと思うのであれば、お金が必要になります。
運転資金
貯蓄があったとして、何ヶ月ももたない。
家賃払っている人だったら、苦しい。
銀行から借りようと思っても、厳しい審査を通るとは思えません。
金利もかかりますからね。
そこで、政府が用意している制度があります。
実質無利子で貸してくれる制度です。
新型コロナウイルス感染症特別貸付に、特別利子補給制度を利用するもの。
3年間は無利子ということなので、負担が少なくてすみます。
ぜひ、お金に余裕がない方には、検討いただきたいと思います。
※無利子ということだけで、元本はもちろん返さなければいけませんよ!
僕も、実際に電話して相談しました。
かなり混雑してました。
現場ではかなり大変そうです。
申し込んでからも審査は順番待ちで時間は結構かかりそうです。
電話出た人も丁寧ではありますが、忙しくて説明が適当な感じでしたね。
詳細は自分で調べることも大事だと思います。
(2020年 4月3日現在情報)
無利子・無担保融資
日本政策金融公庫が行なっている融資です。
新型コロナウイルス感染症特別貸付及び危機対応融資に特別利子補給制度を併用することで実質的な無利子化を実現するというもの。
売上が落ち込んだ事業所、個人事業に対して貸付の条件を緩やかに。
そして、貸付による利子を国が補給してくれる
とのこと。
無担保で借りれて、無利子なら結構、いい融資となりますね。
新型コロナウイルス感染症特別貸付&特別利子補給制度
融資対象
最近1ヶ月の売上高が前年または、前々年の同期と比較して5%以上減少した方
資金の使い道
- 運転資金
- 設備資金
担保
無担保
期間と限度額
- 設備資金 20年以内
- 運転資金 15年以内
限度額
- 中小企業は3億円まで
- 国民事業は6000万まで
特別利子補給制度
公庫に返済後、支払済利子額を補給してくれる制度。
コロナによる影響で悪化した事業者に対し、3年間の0.9%の金利引き下げを実施!
実質無利子となります。
条件は、中小企業の場合、売上が15%減。
基準金利に対して0.9%を後で補填
(4年目以降は基準金利)
基準金利(中小企業 1.11% 国民事業 1.36%)
補給の上限
- 中小企業の1億円
- 国民事業は 3000万円
詳細検討中です。
売上高の減少によって変化しそうです。
据置期間
最長5年と長いです。
据置期間とは?
据置している期間中は、金利の支払いだけでいい期間。
元本は据置期間が終わってからの支払いになります。
総額が減るわけではないです。
融資を受けた最初の方の負担を減らす目的の期間と言えます。
必要書類
法人
- 借入申込書
- 法人の登記事項証明書
- 代表者個人の印鑑証明書
- 納税証明書
- 最近3期分の税務申告書・決算書
(2期分の法人税の証明・消費税の未納税額がない証明) - 最近の売上高が把握できる資料
登記事項証明書は、法務局で取ります。
印鑑証明書は、自分の登録している市役所で。
納税証明書は、申告している税務署で取ります。
個人営業
- 借入申込書
- 売り上げ減少の申告書
- 申告決算書の写し
- 商売の概要
結構、書類を集めるのにも手間がかかりますので、早めに行動を移していきましょう。
税理士さんなどともうまく連携しながらいきましょう!
流れ
日本政策金融金庫へ申込(郵送でも可)
↓
ご面談
↓
ご融資
近くの日本政策金融金庫へ申込しましょう。
わからない点は、電話で相談しましょう。
かなり、混雑しており、申し込んでから融資までかなり時間を要するようです。
気になるようであれば、早めに相談して、申し込んでおきましょう。
まとめ
今回は、融資について紹介しました。
無利子というのはかなり、経営者にとってはお得な融資制度といえます。
もちろん返さなければいけなものですが、今を耐え、将来一生懸命働いて返す!
その気持ちでいくしかありません。
この苦しい状況。これからどんなことあってもいいように、キャッシュ(現金)を保有していくかが大事です。
長期戦になると言われています。貯蓄だけでは耐えられないし、不安です。
早めにキャッシュを作って必要があると思います。